現代における情報発信の手引き。「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる。

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2018 05 16 18 24 36

この記事は、「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる。の素晴らしいところをピックアップします。

No Second Life」というブログを運営されている、年間1000万PVを超えるブロガーでありながら、「作家」 「ブロガー 」「心理カウンセラー」「人材開発トレーナー」「イベントプロデューサー」「情報発信コンサルタント」と様々な肩書きをもつ「立花 岳志(@ttachi)さん」。

そんな立花さんの著書である「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる。」を読了しました。

内容がまずさくさくっと読める感じなので、息を吸うように読めます

プロブロガーでもある立花さんの目線から、現代の情報発信へのメリットについて、これでもかと書かれています。

今の時代はネットの拡散力によって、個人の情報発信が強く放てる時代となりました。

著者の体験をもとに「情報発信」がどれだけ有益なのかということ、また情報発信で生きられる極意が示された一冊となっています。

そんな本書の中から、ピックアップすべき内容を取り上げてご紹介しつつ、レビューしていきたいと思います。

[box05 title=”時間がない人用記事まとめ。”]・以前の情報発信はテレビ、ラジオ、新聞などのマスメディアしかなかった。

・今は双方向性の情報発信がスマホでも簡単に行える

・SNSの交流は情報発信ではない。情報発信には価値がいる。

・情報発信を行うときはしっかりとパーソナルブランディングも行う。[/box05]

今までの情報発信とキャッチについて。

今までの情報発信と、情報取得に関してはマスメディアを通したものが主体でした。

ごくわずかのマスコミ関係者だけが巨大な発信力を持っていて、残りの「一般人」は、情報をただひたすら受け取り続けるだけ。

マスメディアとえいば、テレビやラジオ、新聞のような情報発信者ですね。ここで、の情報発信は多くの人に届く一方、一方的な情報発信でした。

それが、インターネットの登場、つまり情報革命によって、情報発信に関する世界は一変しました。情報革命によって、僕たちは、誰もが全世界に向けて情報発信することができるようになったのです。

これは全然、大げさなことではなく。

届けようと思ったら、アメリカやイギリス、ブラジルの人にだってスマホ一つで情報発信できます。

これが現代の情報発信の大きな違いです。

だけど、ほとんどの人がその有益性に気づかずに、ただのコミュニケーションツールとしてSNSを使っています。

「情報発信」と「交流」は全く違うもの。

もちろん、その使い方自体は間違っていないのですが、「交流」と「情報発信」は全くの別物です。

著者の立花さんは、SNSでの情報発信についても言及されています。

情報革命が行ったにも関わらず、0.01%のぐらいしか情報発信をしていないというのが、僕が持っている個人的な感覚です。残りの99.99%の人は、相変わらず情報発信をしていないと僕は思っています。

これだけのSNSが流通している時代ですが、人々が情報発信をしていないというのはどういうことなのでしょうか?

インスタ映えという言葉が出てくるほどインスタを使った情報発信は行われているように感じます。

新しくできたカフェやお店の情報を画像付きでポストする人は多いのではないでしょうか?

新しいカフェやスイーツのSNSへの投稿は、ある意味情報発信のようにも見えますが、

「友達との交流は、『情報発信』ではない。」

と立花さんはしっかりと言及されています。

例えばカフェの新しいスイーツだとしても、そのスイーツがどこのお店で、どのぐらいの価格で、どのぐらいの待ち時間で食べれるのか。比較的空いている時間は?

など、その情報を見たユーザーが知りたい情報をしっかりと載せられていないのであれば、それはただの交流でしかない、という意味です。

情報発信には、ユーザーにとって有益な情報が載せられていることが大切なんです。

価値のある情報をポストすることが「情報発信」の定義となっています。そしてこの情報には価値がある、という理解が大切です。

あなたが持っている情報は誰でも知っているようで、実はある特定の人にとってはすごく価値のあることかもしれません。

そのちょっとした価値に気付けるかも「情報発信」する側にとって大切なところです。

情報発信の注意点は、「損得勘定を抜き」にすること。

本書では、情報発信の重要性とともに、その発信方法についても書かれています。

「こういう内容をかくとお金が儲かるだろう」「アフィリエイト収入が増えるだろう」「短期間で高収入を得られるだろう」という動機で情報発信をして行く人たちのほとんどが、途中で発信をやめてしまいます。

現在僕も、月間30万PVの収益が出ているブログメディアを運営しているのですが、それまでにいくつかのブログを潰してきています。

その当時は、ブロガーという言葉が少しずつ出てきている頃で、「何かカッコ良いこと。」「お金になること。」「興味のないオピニオン記事」などばかり書いていました。

好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、そういうサイト運営をしているとアクセスも集まらないし、何より飽きてすぐにやめてしまいます。

そこで、今も続いてるメインブログの方は、好きなことしか書かない。というスタンスに切り替えました。

そうすると面白いから継続できるんです。

僕が今まで潰してきたブログの数々から学んだことは、根本的に一つで「継続しないと何も意味がない。」ということにつきます。

ブログにしろSNSにしろ、情報発信を途中でやめてしまったらなんの意味もありません。まずは、継続できる環境づくりを始める方がいいです。

パーソナルブランディングで仕事をとる。

立花さんは本の中で情報発信を続けていると、テレビや書籍の仕事が来ることを語っています。

僕がブログに書いていたのは、iPhoneやMacのことであり、書評であり、ダイエット情報であり、旅行記やグルメ記事でした。
一つひとつの記事はちょっとした便利ネタだったりコツだったりするのですが、それらが蓄積して行くことで専門性が生まれて行きます。
つまり、僕は周囲から「やたらとiPhoneやMacに詳しい人」「すごい勢いで本を読んで書評を書く博識な人」「健康に気を使い大幅なダイエットができたすごい人」という認識をされて行ったのです。

このような情報発信の積み重ねによって、立花さんは徐々にテレビや雑誌、書籍の出版などの仕事くるようになったそうです。

これ切り取ってみると、ちょっとした情報発信を資産として積み上げていった結果なんですよね。

ブログは特にストック型の情報発信装置なので、記事を更新し続ければデータが溜まっていきます。

おしゃれなカフェの記事は最初ひとつかもしれません。

しかし、情報発信を続けて行くことでカフェの記事が10、20と増えて行くことで、少しずつ発信した自分のブランディングが積み上がっていき、「カフェに詳しいブロガー」となるのです。

さらにこれが積み上がって行くことで「カフェの評論家ブロガー」になるかもしれません。

そうすると、カフェ雑誌や地元のテレビから声がかかり、最終的には「本書いてください!」となるのです。

ちなみに僕は雑記ブロガーなので、メインブログではレビュー、書評、旅記事、ライフハック、比較記事、漫画、動画など様々なジャンルの記事をポストしています。

そのため、あまりジャンルを絞った仕事はこないですが、30万PVのアクセスがあります。とか、どのようなブログのアクセスを伸ばすのか、などを情報発信していたら、企業からちらほらwebメディアの編集の仕事が舞い込んできます。

今後は、仕事の幅を広げる上で「得意なこと」をもっと記事にして、情報発信しようと考えています。

ブランディングは、少しずつ積み重なった先に強固にできます

情報発信を行うなら、しっかりと「ブランディング」も行いましょう。

好きとネットを繋げると未来が広がる。

今やインターネットの広さは無限に広がっています。

そこへほとんど知識がなくても「情報発信」できる環境が出来上がっているのですから、やらないのはもったいないことです。

そんな情報発信の先駆者でもある、立花岳志さんのエッセンスがぎゅっと詰まった一冊です。

「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」ぜひ一読あれ。

それでは、月見水太郎(@tuki_mizu)でした。

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